『マニフェスト 本の未来』の翻訳に参加しました
2013年2月20日にボイジャーより発売される書籍『マニフェスト 本の未来』の翻訳のお手伝いをさせていただきました。 電子版(¥1,000)と印刷版(¥2,800)が同時発売されます。[ 取扱書店リスト» ] 現在は先行公開版として、クレイグ・モド(Craig Mod)氏が著した「デジタル時代の書籍デザイン」の章を無料で読むことができます。 彼は先ごろ、「超小型」出版(Subcompact...
View Article〈都市〉はアーキテクチャか?
ICC開館15周年/「海市」展15周年記念シンポジウム「〈都市〉はアーキテクチャか?」に参加してきた。おそらく建築関係の方々が聴衆の大半を占めていたのではないかと思うが、IA的にも実に刺激的なイベントだったので、自分向けのメモとして少し覚え書きしておきたい。 「海市」展とは、今回のイベントの主役である磯崎...
View Article『IA Spectrum – Annual Retrospection』EPUB版公開します(もちろん無料)
このブログでは毎年最後に、「Retrospect」と冠したタイトルで、その一年を振り返るような記事を投稿しています。 ふと、これらを電子書籍にしていつでも手軽に読み返したくなり、EPUBファイルとしてまとめてみました。以下のリンクで無料ダウンロード可能です。 今後は、「Retrospect」エントリーを毎年投稿する際に、このEPUBファイルも更新していく予定です。 IA Spectrum –...
View Article覚え書き:セマンティックWebコンファレンス2013
慶應義塾大学SFC研究所の主催により毎年無料で開催されている「セマンティックWebコンファレンス」に今年も参加してきたのだが、今回は結論から先に書いてしまおう。 このイベントは年を追うごとにますます面白くなっている。肩書きは問わず、情報アーキテクチャに興味関心がある方ならきっと新たな発見が得られるはずのイベントなので、ぜひもっとたくさんの方に参加をおすすめしたい。...
View Article「透明なインターフェース」再考のためのメモ(1)
ドン・ノーマンは、1998年に発表した『The Invisible Computer(邦題:インビジブルコンピュータ – PCから情報アプライアンスへ)』の冒頭で、こう記している。 Start over again, make the computer invisible. An information appliance is a user-centered, human-centered...
View Article「透明なインターフェース」再考のためのメモ(2)
前のエントリーで紹介した『Windows and Mirrors』には、実は「Interaction Design, Digital Art, and the Myth of...
View Articleこれからのデジタルデザインに望む3つの(IA的)キーワード
長谷川恭久さんの記事を拝見して。 いつも素晴らしい記事をありがとうございます>ヤスヒサさん デジタルデザインにおける「色あせない」とは 手で触れることができない無形のモノだからこそ、私たちが目指すデザインのゴールも目では見え難い関係性や体験なのかもしれません。他分野と少し違うかもしれませんが、デジタルにもきっと色あせない何かがあるはずです。 「変化を認め、変化を楽しみながら作り続けること」。...
View Article「集合知」から考える、これからの情報社会のかたち
西垣通氏が今年の2月末に上梓されたばかりの『集合知とは何か – ネット時代の「知」のゆくえ』を手に取ったのは、いつも知的興奮を与えてくださる佐々木裕一氏のブログでのこの記事がきっかけだった。 私がこれから書こうとしている文章は、言うなれば佐々木氏への「返歌」である。...
View Article訳書『ビジュアル・ストーリーテリング ― インフォグラフィックが切り拓くビジネスコミュニケーションの未来』が発売されます
マイクロソフト、GE、ソニー、eBay、世界銀行など、幅広い業界を代表する数百社のクライアントを手がけ、インフォグラフィックデザインの世界をリードするクリエイティブエージェンシー、Column Fiveの三人の創設者が著した書籍『Infographics: The Power of Visual Storytelling』の翻訳をさせていただきました。 『ビジュアル・ストーリーテリング ―...
View ArticleUXハニカムから、UXピラミッドへ
昨年の春に発売された書籍『スキル向上のためのHTML5テクニカルレビュー Web標準の進化系』で、Web標準技術とユーザーエクスペリエンス(UX)の関わりについて執筆させていただくことになった時に、材料としてまず見直してみたのが「ユーザーエクスペリエンスのハニカム構造(User Experience Honeycomb)」のダイアグラムである。...
View Article対談「〈ことば〉と〈モード〉をめぐって」に寄せて
UXデザイナー/インフォメーションアーキテクト、OVERKAST 大林 寛 氏との対談記事を公開しました。 ■〈ことば〉と〈モード〉をめぐって IAダイアローグ presented by IA Spectrum(浅野 紀予) x OVERKAST(大林 寛) 本編をお読みいただく前に余分な注釈を加えるという野暮なことにならないよう、その概要としてセクションタイトルだけをここに記しておきます。...
View Articleブルース・スターリング『爆弾工房』の続編『エクアドルの書斎』を翻訳しました
ブルース・スターリングがウィキリークスとケーブルゲート事件について語った2010年のエッセイ、『爆弾工房 / The Blast Shack』を翻訳してから早くも数年経った今。 エドワード・スノーデンの事件を受けて、彼はその続編を投下してくれました。...
View Article訳書『ほんとに使える「ユーザビリティ」― より良いデザインへのシンプルなアプローチ』が発売されます
かつて米国情報アーキテクチャ研究所(IAI)のプレジデントを2期務めた経験もあり、そのユニークな経歴とグローバルな活躍で知られる先輩IA、エリック・ライスの最新著書『Usable Usability: Simple Steps for Making Stuff Better』の翻訳をさせていただきました。 『ほんとに使える「ユーザビリティ」― より良いデザインへのシンプルなアプローチ』 著者:...
View Articleコンテクストの逆襲
少し前の話になりますが、今年の6月にFacebookの「UX Tokyo」グループで、こんな会話をしたことがありました。 ♥︎ Noriyo Asano (June 10 at 8:58am) 最近ネットでよく見かける「コンテキストの多様化」という言葉がなんとなくひっかかるので、なぜかな?と考えてみたのですが…...
View Article情報アーキテクチャを考えるためのメディア「architexture/アーキテクスチャ」をはじめました
前回のポストの続きよりも先に、ひとつ新たなお知らせをさせていただきます。 このたび、情報アーキテクチャアソシエーションジャパン(IAAJ)を主宰する長谷川 敦士さん(@ahaseg)、訳書の出版でもお世話になっている編集者の村田 純一さん(@mujun)と一緒に、情報アーキテクチャを考えるための新たなメディアとして「architexture/アーキテクスチャ」というサイトをつくりました。...
View Article本日の講義に出席してくださったみなさんへ
47名の受講生のみなさん。 今日は、私が大学で初めて行なった講義に熱心に耳を傾けてくださって、ありがとうございました。 みなさんが書いてくださったコメントはすべて、私にとってとても貴重なものでした。...
View Article「コミュニケーションとアーキテクチャの現景」連載にあたって
私が責任編集者を務める「architexture」で、記事の連載をはじめました。 「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代・前編 — コミュニケーションとアーキテクチャの現景〈1〉 この連載では、先日このブログに書いた記事「コンテクストの逆襲」で触れたプレゼンテーション資料に基づき、その論旨をさらにわかりやすく解説することを目指していきます。...
View ArticleRetrospect 2013 – 記録から記憶へ/語りえぬ世界の縁で
Windows And Mirrors 今年読んだたくさんの本の中で、私より3歳年下の作者によるこの小説は、まさに心臓を貫かれるような一冊だった。 この作品への反響は、AmazonのレビューやGoogleの検索結果を垣間見ただけで十分窺い知れるはずなので、ここでそのあらすじなどには触れない。そもそも、あらすじなどというものを抽出できないのがほんものの小説だと、私は信じている。...
View Article詩で語るということ
昨年の終わりから architexture でゆっくりと連載中の記事「コミュニケーションとアーキテクチャの現景」ですが、現在までに全体のほぼ半分ほどが公開できました。 「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代 – 前編 / 中編 / 後編 このように、コミュニケーションを基調とした前半に続き、これから続く後半では、アーキテクチャの方に視線を向けていきます。...
View Article体験と時間 —「すべて」から遠く離れて
深夜にTwitterで出会った、懐かしい記事へのリンク。 ツイートしてくださった @ffu_ さん、ありがとうございます。 このエントリすごい影響受けた。 “自分の目の前にあるもの、自分が手にしているものと、ちゃんと関わっているかどうか。今という時間を、自分がどのように体験しているのか” ってところとか。 http://t.co/IassoJFTNN — fujimura (@ffu_)...
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